日 時:1997年7月14日
会 場 場 所: 埼玉県新座市 身体障害者運転能力訓練センター東園自動車教習所
主 催 者:日本財団、Joy Project
参加スタッフ: 田添部長をはじめとする日本財団のスタッフ、Joy Project 6名
参 加 人 数:約60名
内容・所 感: 国内自動車メーカー、関連企業(トヨタ、日産、ホンダ、三菱、マツダ、自動車機器、ロータスクラブ他)にジョイスティックコントロールカーを見せ、わが国でなぜこのような車ができなかったのかを中心に話し合いを持った。現場の担当者レベルでは興味を示すものの、企業としての反応は残念ながら鈍いという印象である。日本の福祉車両は当分介助型のみの時代が続きそうである。アナフィールド社日本総代理店豊嶋氏も参加し、特許に守られた車であることを周知し、パテントについては相談にのる旨宣伝をした。
日 時:1997年7月21日(日)
会 場 場 所:東京都豊島区 豊島自動車学校
主 催 者:Joy Project
参加スタッフ:渡邊、前田、水野
参 加 人 数:約30名
内容・所 感: 予定していた全国キャラバンの中で、東京都内で実際にジョイスティックを使用して運転を見せられる会場がないことから急に企画された。慌ただしく準備したせいで告知が充分でなかったのか参加者は多いとは言えない状況であった。当事者の方が約20名ほど訪れ、順番に車内へ案内し説明を行うと共に時間のある方は残ってもらい、スタッフがジョイスティックを使って走行する車に体験乗車する機会を設けた。また、東京大学工学部の鎌田研究室のメンバーが訪れ、実際にジョイスティックに触れる機会をつくった。
日 時:1997年8月16日(土)
会 場 場 所:新潟県亀田町 新潟ふれ愛プラザ玄関前広場と会議室
主 催 者:新潟県身体障害者団体連合会、新潟県障害者交流センター
参加スタッフ:渡邊、小宮山、水野、ボランティア1名
参 加 人 数:約70名
内容・所 感: 新潟で身体障害者向けに自動車の改造を行っているニッシン自動車工業北陸が中心となりイベントを企画。「JOY−VAN」だけでなく様々なメーカーの福祉車両も展示されていた。途中、ふれ愛プラザの交流室でビデオ上映等も行った。参加された障害者の方はやはり自分で運転できる点を非常に評価していたが、車の大きさ等に若千抵抗を感じる様子が見られた。この日のイベントに参加した方が、後日新聞に投稿欄で投書されたようで、その内容が現在の福祉行政と重度の障害者の現在の生活状況を如実に物語っている。
前ページ 目次へ 次ページ